Books

2012.05.24

アンダスタンド・メイビー<上・下>

  
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島本 理生 (著)

 
 

一気に読んだ。

なんでしょうね、この人は女の子の心理描写がすごくうまい。

 
いろんなことが手に取るように共感できた。

 
ほかの女の子から感じるささやかな態度や仕草、視線、言葉遣いで、
好感がもてなかったり、もしかして嫌われているんじゃないかと感じたり。


女の子はそういうのを敏感に発し、敏感に感じ取る。

 
 
主人公の黒江が、過去と今に傷ついて壊れて再生して。
かと思ったらまた悪い方にいっちゃって、壊れて…
 
 
 
危うい男性関係と、うまくバランスが取れない同性との関係。

 
 
10代後半から20代前半なんて、何がいいのか誰が悪者なのかも分からない。

 


 
 
「も〜〜、クロエだめ!そっちいっちゃ!」って何度思った事か…

 
 
いっぱい傷ついて、ぶつかりあって、クロエは強くなる。

 
 
最後はいい感じの読後感。

 
 
 

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2011.12.12

花桃実桃


 
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著/中島京子


図書館で借りて読んでみた!
 
 
タイトルと装丁がほんわかしていていいなーと思って。


 
 
気楽に読めたー。会話も多いし、ざっくり3日くらいで読破。

 


40代で会社を事実上のリストラになりった未婚、子どもなしの茜が主人公。
 
 
亡くなった父親から相続したおんぼろアパートの住み込み管理人になり、

住人達とのおもしろどたばたストーリー、みたいな。


 
 
主人公が妙齢ってゆう設定が個人的には新しくて…

 
華がなくておばさんなんだけど、だからこそ抜けたかんじの思考回路とか

話し方とか、気楽に読めて、私みたいに日々の仕事に疲れ果てたOLの脳内トリップには最適(笑)

 

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2011.12.02

本日は、お日柄もよく

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著 原田マハ

 
図書館で予約して、借りてみたー。 

 
本選びに参考にしている、ブログで紹介されていたので。


 
 
27歳お気楽OLの、こと葉が、幼なじみの結婚式でスピーチライターの久遠久美と出会って、
彼女のスピーチがこれまたすばらしく!
久遠久美の元でスピーチライターの修行を始めて…

 
 
ってゆうストーリー。

 
久美さんは政界の党首のスピーチライターなんだけど、
だから物語が展開していくのも政治の話がベース。
 

 
「だれが総理になっても同じ」「政治家はみんな汚い」って思っていた私…


政治の話はそんなに興味が持てなかったならすっとばして読んだけど(笑)
 
それぞれのスピーチはじ〜〜んと胸が熱くなるのを感じた。


 
なにより、言葉がもつ力を感じた。
 
言っていることが同じでも、それが聴衆に響かなければ意味がない。

 
スピーチの構成、話し始め、なにをどんな言い方や例えをもって伝えるか。

 
なんかすごーく勉強になった。

もしも将来、誰かに結婚式のスピーチを頼まれたとき、間違いなく参考になる。

 
 
ちょっと登場人物、みんないい人すぎじゃね!?って思っちゃうふしもあったんだけど、
ラストが最高。

 
じ〜〜〜〜〜ん。

 

読んで、よかった本です。

 
 
 
またこれが、こと葉が同い年なんだよね…
 
彼女も、自分の生きる道を見いだして、輝いた。

 
わたし、今の自分に
活路は見出せるのでしょーか。

 
 
とりあえず早くコルコル見つけて飲まねば(笑)
 
 
 

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2011.07.11

読書


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いつもは小説ばかりを読んでいるけれど、ちょっとビジネスちっくな本を読んでみた。

ブックオフでトータル1,000円。


まず『「残業ゼロ」の仕事力』。
 
うちの会社で「残業ゼロ」は難しいのだけど、いろいろタメになる記述たくさん。
 
とりあえず、仕事は集中してこなすことなんだなぁと、、こうやって
「いきぬきー」とかってブログのネタしこんでちゃだめなんです。

8時間で、効率よく仕事をこなす。
それって本当にすごい集中力がいるんだろうな。


一気には難しくて、徐々にそうゆう仕事のやり方に転換しなくてはいけない、と。

これを読んでから、サボる時間が減ったかなぁ。

 
あと、
「若いうちは中小企業で力をつけろ」というような事も書いてあって、

これにはすごく励まされた。

私がおかれているこの状況は、間違えていない!って。

 
何でもやらなければいけなくて、編集者、ライター、カメラマン。
 
企画立案、外部折衝、媒体管理。。。。。


 
確かに、いろんな力がついていると思う。


あとは、「上司の悪口を言っている暇があれば上司のサポートをしろ」的な記述。


私は決して従順な部下ではなく 

 
キャンキャン生意気なことばかり言っているのだろうけれど、

相手の意見もしっかり聞いて状況を把握して「私のため」ではなく「会社のため」「媒体のため」を考えて仕事しようって思った。

 

 
 

 

 
「超整理術」。


佐藤可士和さんのデザイン好き。


整然としたオフィスも素敵。


空間の整理、情報の整理、思考の整理。

段階を踏んで「整理」することに慣れて、よりクリエイティブな思考を手に入れる。

まずカバンの中の整理から始めてみた。


ホコリクリーナーとか、もしものときの生理用ナプキンとか、普段会社にいるから持ち歩く必要ないよなって思ったり。


あと、デスク周りも整理。

着工している仕事の資料しか、できるだけ卓上に置かない!

気づくと散乱しているペンやハサミも、こまめに片付ける。


 
今までは仕事を吸収することで成長してきた。


毎日が勉強だけれど、基礎的なことは吸い上げまくって、上司から「アドバイス」はあるけれど「教わる」ことはあんまりなくなって。

 
これからは、自分から「吸収する対象を探す」ことをしていかなきゃなんだなって

思った。

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2011.07.01

太陽のパスタ、豆のスープ

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やっと本を読む心の余裕ができてきた。

家に帰って、お風呂に入って、ストレッチして、本を読んで寝る。

朝起きて、料理して朝ご飯食べて、お弁当に詰めて、洗濯して顔を洗う。
身支度をして、出かけるまで本を読む。


平日、家にいる「起きてる時間」は5時間くらい。

そんな生活に、読書は脳内トリップの時間を与えてくれる。


 
 
この本。

良かったよー。

27歳くらい?私とほぼ同い年の「あすわ」が、結婚直前に婚約破棄されてしまう。

自宅住まいで、結婚したら今つとめているベビー服の事務仕事も辞めてやろう、と思っていた矢先の出来事。

どんぞこに落ちて、「自分には特技も趣味もない」現実を突きつけられて、、、

 
で、叔母のすすめで「やりたいことリスト」を書き込んで実行するうちに、ちょっと世界も未来も開けてくるってゆう。

 
一人暮らしをして、ルクルーゼを買って毎日ささやかながら料理をする。
 
自分を見つめ直す時間が、生活へも仕事へも活力となってあすわを助ける。

 
「毎日のごはんがあなたを救う」


あすわのお母さんが言った言葉。

 
確かにね〜。うんうん。

 
あすわが自分と向き合って、前を向いて一歩一歩踏み出す過程が、丁寧に綴られている。

同じ年の女性にはぜひ読んでほしい。

あすわがショートカットに髪を切るんだけど、これを読んでからショートに挑戦したくてたまらない。


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2011.05.07

ツナグ

著者:辻村 深月

ツナグ

ananのレビューを見て、図書館で借りてみた。

使者(ツナグ)を通じて、生きている人は一生に一人だけ、死んだ人に会うことができる。

死んだ人も、生きている人に会えるのは一度だけ。

あるひとは、大好きなアイドル。あるひとは、親友。あるひとは、失踪した婚約者。

 

会えるのは一人だけ。だからこそ、相手にはそれだけの思い入れやつながりがあって、それぞれの物語が内容を濃くしていく。

 

いろんな人生があって、ストーリーが存在する。

 

そんなことをぼんやりと考えながら読破。

 

最後、ツナグの青年が主人公の章。

生とは、死とは。

きっと作者が考え行き着いたであろう、大切なことが綴られている。

 

 

私は、兄に会いたいだろうか?

すうっと、 会わないだろう、と思った。

そんな自分に驚きつつも、素直に受け入れられた。

 

兄だって会えるのは一人だけ。それに、私以上に母や父が兄に会いたいだろう。

 

兄はどこに行ったんだろう?

どうして兄が消えたのに、私の人生や生活はとつとつと流れていくんだろう?

 

答えは出ない。

考えるのも、やめる。

 

 

 

  

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2011.02.18

真綿荘の住人たち

島本 理生 (著)


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ananの本特集で見て、気になって図書館で借りてみた。

真綿荘に住む、男嫌いの椿、大柄だけど性格のきれいな鯨ちゃん、この春大学生になったばかりの大和くん、ミステリアスな大家の綿貫さん。

それぞれの人間が織りなす恋愛模様。

登場人物がみんなピュアで、こんな感情もありなんだなぁといろいろ思わされた−。

 
 

とくに、鯨ちゃんに想いを寄せる荒野先輩の感情がリアルで切なくて、きゅんきゅんしちゃった。

 
 

鯨ちゃんのしぐさや言動、体つきにいちいち自分の気持ちを確認するところとか。

 
 

ほんと、ピュアな気持ちになれる!


 
 

いろいろ、登場人物を妄想ー。

 

 

綿貫さんの内縁の夫:加瀬亮

感情を表に出さなくて、淡々としているところが。


 

綿貫さん:芦名星 

黙っていても、色気をぷんぷんにおわせているところ。
独占欲と思い込みが強い役柄も。

 
 

椿:松下奈緒 

長い髪がさらさら揺れて、クールな表情も奈緒ちゃんぽい。
気の強い役もできそう!

椿の恋人・女子高生(名前わすれた):北乃きい 

清楚で元気、笑顔がかわいくてまなざしが強いところが、ぴったり。


鯨ちゃん:南海キャンディーズのしずちゃん

もう、このひとしかいない(笑)



 

大和くん:嵐の大野くん

なんか、どこか抜けててでも憎めない、好青年のところ。


 
 
 

うあー映画化は嫌だけど映像化したのが見たい!





 

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2011.02.02

星がひとつほしいとの祈り

星がひとつほしいとの祈り
原田 マハ (著)

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タイトルに惹かれて、図書館で手に取った。

原田マハさんの書く文章は、やさしい。

7つの章からなる短編集。
それぞれの主人公となる女性は、20代から50代までとさまざま。

 

みんな 人生のふとした壁にぶつかっていて、章が終るころにはそれがやんわりと溶けている。

明るい未来を感じさせる。

 

寝る前に読むのが好き。この本、好き!


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2010.10.20

デューク

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江國 香織 (著) 山本 容子 (絵)





会社の人が貸してくれた小さな絵本。

犬と飼い主の女の子と、偶然出会った男の子のお話。

最後の予想外の展開に、思わず泣きそうになったー。
なぎを飼っているから、なおさら。

「今までずっと、たのしかったよ」
「いままでずっと、だよ」

 

そんなこと言われたら泣いてしまう。


あと、偶然出会った男の子と、デートするのもかわいかった。
素敵な偶然。運命。

なんかアメリっぽい!

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おそろし

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宮部 みゆき

会社の人に借りて読んでみた。

時代は、江戸時代。
17歳のおちかが、訪れる人たちの不思議で怪しい話を聞いてゆく…っていうお話。

幽霊の存在うんぬんよりも、恨んだり、この世に未練を残したまま死んだひとの「念」がこわかった〜。。

生きている人を苦しめるほどまでに、強い「念」。

お風呂に入っているときや寝る前、物語をちょっと思い出すと
背筋がぞくっとするような。

 

最後の展開には疑問が残るけど、惹きこませる文章力はさすが宮部さん。

 

時代が江戸というのも、よかった。
お客様へのおもてなし、着物の柄に込めた想い。髷の結い方。
随所に粋が感じられる。

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