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2016年10月

2016.10.08

自分のために。

忘れたくないから、ここに残しておく。

今日わたしは、第2子を死産した。

まだまだ小さい、13週で、心拍は止まっていた。


12週以降は、死産になる。お産をして体外に出し、出産一時金も出るし産休制度も適用される。


12週以降の流産率はがくっと下がる。だけど私は、その数%に当てはまってしまった。


死因は、胎児の染色体異常。受精したときから、産まれることのできない卵だったのだ。


ことあるごとに泣いた。助産師さんから優しい言葉をかけられては泣いたし、ネットをあさって同じような境遇のブログを読んでは泣いた。


分娩室でも、涙は止まらなかった。

もうこんな経験はしたくない。今回は縁がなかった。今じゃないって赤ちゃんが教えにきてくれた。
今じゃないんだ。


いろんなことを言い聞かせた。それでも、赤ちゃんを無事に産みたかった、という思いも消せずぐちゃぐちゃだった。


朝から陣痛の薬を2回入れて、昼に破水。軽い生理痛のような痛みはあるものの、陣痛ってほどでもなく、そのまま待った。


助産師さんが股を覗いたら、なんともう出ていた(!)

つるんという感覚もなく。

助産師さんに、安産体質ですね!!と言われた。

赤ちゃんは、ガーゼの産着に包まれ、棺に入れられて私のもとにやってきた。


不完全ながら目も鼻も口も、耳もあって。手足には小さな指。おまたには1ミリも満たないおちんちん。

男の子だった。


正直、見た目はエイリアン。けど、私にはいとおしい息子だった。

頭も肩も腕も、優しく撫でた。


分娩後は、赤ちゃんとわたし、夫、娘とゆっくり過ごした。


ここまで頑張ったね。
やっと会えたね。
かわいいね。
また、会えるよね。
楽しい家族が待ってるよ、また来てね。


娘にも、おとうとだよ、と赤ちゃんを見せた。まだ1歳7ヶ月、きょとんとしていた。

棺に、お花と、ミルクと、娘が赤ちゃんのときに使っていたガラガラを入れた。天国でも、これで寂しくないね。


火葬業者さんにお渡しして、さよならした。

いとおしい息子。かわいかった。私の赤ちゃん。

産んだ後は、すごく気持ちがすっきりして、涙も出なかった。

それはきっと、息子に会えたから。安らかで幸せそうだったから。


きっと会いに来てくれたんだね。次はきっと、元気な姿を見せてね。

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