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2010年3月

2010.03.31

ロマンス・ドール

 
 

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著/タナダユキ

 
 

不覚にもじわっと泣きそうになった。
「・・・・完璧だ!」ってゆう社長の一言で。

 
 
 

ダッチワイフ職人の「僕」と、そのモデルになった妻「園子」のお話。

サクサクーと読めるので内容も軽くて、あんまり現実に取らない方がうまくのめり込めるかも。

  
 

必然的に性的描写も多くて何かとリアルなんだけど、やわらかくて、悲しい。


 

この作品には必要不可欠なだけに、いやらしさが微塵もない。

 

 

自分の命が尽きるまで「僕」を求めた園子と、
ダッチワイフのなかに園子を見いだそうとした「僕」が切ない。


 

装丁も好きなテイストだったりする。

 

 

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ココ・シャネル

 

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去年豊作だったシャネル映画。

オドレイ・トトゥ主演の「ココ・アヴァン・シャネル」で不完全燃焼だっただけに、ちょっぴり期待して見てみた。

 


 

お針子〜パトロンに出会い、別荘で過ごす〜最愛の人になるボーイと出会う〜独立して帽子の店を開く〜ボーイを失って、仕事に邁進〜成功をおさめる

 
 

という大きな流れは変わらないんだけど、トトゥの「シャネル」はボーイとの愛に重点を置いていたのに対して、こっちの「シャネル」は晩年のシャネルが過去を回想して物語が展開していくという流れ。

独立してからの苦労や失敗も描かれていて、シャネル自身がどのようにブランドを立ち上げていったかを知りたかった私としては、こっちのほうが内容的には満足かなー。




 

一方、ファッショナブルなのはトトゥの方。

馬にまたがったりパンツを女性が履くなんて考えられなかったのに、自分の直感とセンスを信じて突き進んだ。

飾り立てた帽子に、ふわっふわのドレスが美とされてきた時代に真っ黒でストンとしたドレスを率先して着た。

 
 

そういったかっこよさとセンスの良さが伝わってくる。

 
 
 

どっちのシャネル作品も、好きだなー。



 
 

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2010.03.25

ちょっとしたことなんだけど

 

 

まきこから小包が届いた♪

 

 

可愛い生地の小さな袋。。。。

 

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開けると、コレクションしている箸置きが!

 

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かわいい〜〜

 
 

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この袋は手作りなのかなぁ?
今どき、こんな手間を惜しまない雑貨屋さんがあるなんて!

 

と思ったら、タイのお土産だった。

 

ステキだなぁ。

服や小物を作ると余りがちな、小さなハギレ。
こうやって作りためておけば、何かをプレゼントする時に活躍するんだ。

今度作ってみよう。

 
 
 
 

まきこ、ありがとう♪

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2010.03.19

ヘヴン

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著/川上未映子

なんでこれを、読みたいと思ったのか。。。
なんで図書館でこれを予約したのか。思い出せない。


2日で読破。
いじめの内容だったんだね。中学生の、いじめられている男の子と女の子。
暴力のシーンが痛すぎる。

タリーズで読んでいたけど、あまりに惨い暴力に眉をしかめたり口に手をやったり、端から見て私は怪しかったと思う。


 

「僕」と「コジマ」がやりとりし合う手紙や、こっそりと会って交わす会話が救いだった。

「リリイ・シュシュ」みたい。
ダークななかに落とされた、かすかな光。
「リリイ・シュシュ」ではそれが映像美だったわけだけど、「ヘヴン」ではふたりの関係が救いだったなー。

 

後半のいじめのシーンも、辛すぎて思わず飛ばし読み。

最後のしめくくりは、爽やかな風が突き抜けるようなイメージ。それもある意味「天国」。


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2010.03.16

ウルトラミラクルラブストーリー

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松山ケンイチくんが好きなので、ぜひとも見たいと思っていた作品。

 
 

陽人は、知的障害を持っていたんだって、見て初めて知った。

それを、伸び伸びと演じている。「カメレオン俳優」と評されるだけあって、彼の演技の幅広さには脱帽!

 
 

「ウルトラミラクル」とある通り、全く現実的ではない内容だし、「???」な展開にもなるんだけど。

そして津軽弁がすごすぎて、最初は字幕がほしいくらい。不思議と耳が慣れてくる。

 

正直、みた直後は「なんだこの駄作は!」って思ってしまった。。。

でも、時間が経っても薄れないくらいインパクトのある作品でした。
そして時間が経つと、ああ、これはこういうことだったのかな とか理解できる気がした。

 
 
 

野菜を投げたり役場で暴れるシーンには胸が痛む。

 

「自分の頭がまともなら、町子先生に好きになってもらえる」って農薬を浴びるシーンも切ない。
自分の命を蝕んででも、好きな人と両想いになりたかったんだなぁ。

 
 

町子先生に、「毎日、一緒に散歩してあげる」って言われて、全身で喜びを表現するシーン。
陽人の幸せな心がいっぱいにあふれて、こっちにも充分に伝わってくる。


世間では賛否両論ある作品だけど、マツケンの魅力全開!!

カムイも「準新作」になったら見るぞー

 
 
 
 
  
 
 

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2010.03.08

週末DVD

週末はDVD2本立て!

予定がぎっしりでも、どーしても見たい気分だった。





●そんな彼なら捨てちゃえば?

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気になる人からメールが1週間来ないとき、「きっと仕事が忙しいんだ」「メールができない理由がなにかあって、大変なんだ」と勝手に自分都合のいい分けをしがち。

 

「彼は自分に興味がない」

 

ってゆう事実に目を背ける為に。。。

 

そんな導入から始まり、テンポがよくって飽きずに最後まで見ちゃった!

 

恋愛には「王道」のストーリーも「例外」もつきものだけど、何かとポジティブになれる。
そんな恋愛ムービー!

 

スカーレット・ヨハンソンがセクシーすぎます。




 
  

●フィッシュ・ストーリー


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濱田岳さんが見たくて。あと、「アヒルと鴨のコインロッカー」スタッフが作成したのにも惹かれて。

売れないロックバンドの曲から、色んなものが繋がって、50年後には地球の危機を救っちゃう!

 

ってゆう破天荒な設定。

 

でもねー、最後の最後で、ここがこう繋がって、ふむふむ、で、こうなるのかーーーー!!

 

ってゆうのが爽快。すごく好き。


森山未來が出てて、きゅんってなりました。
彼の演技、すごく好き。

 

はまったのは、「ゲキシネ」の「五右衛門ロック」見てからかな。
華麗なタップダンスに釘付けでした。

 
 

映画では、その運動神経を生かして、テロ集団に立ち向かう青年役を熱演!

 

いや〜〜かっこよすぎ。

森山萌えでしたー。



  

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2010.03.05

きりこについて

西 加奈子 (著)

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ぶすな女の子、きりこのお話。

これでもかってゆうくらい、ぶすの描写。。。きっと、ほんとに、救いようがないぶすなんじゃないだろうか。

 

そんなきりこも、両親の愛情につつまれて、小学校高学年まで自分はぶすだってゆうことに気がつかない。
むしろ「めっちゃかわいいやん」って思ってる。

 

 

それが、ぶすだからっていじめや悪口の対象になり、ついに引きこもるようになってしまって。。。。というストーリー。

 

気軽に読めて2日で読破!

 

ちょっと、いろいろと考えさせられた。

 

つい第一印象とか、外見とかで人を判断しがちだし、判断されがち。

 

でも、外見も中身もひっくるめて自分なんだし、今までの人生で経験したことも自分なんだっていうメッセージをひしひしと感じました。

 

自分は自分でしかない尊い存在なんだ、、、ってゆう。

 

読後の爽快感や爽やかな気分が好き!!

 

 

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2010.03.03

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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辻村 深月 (著)



直木賞ノミネート作品ということで、興味を持って読んでみた。


東京でフリーライターの仕事をし、エリートで優しい夫と結婚したみずほ。
対照的に、地元の山梨で親と同居し、事務の契約社員として働くチエミ。

チエミが犯した殺人事件を軸に、恋愛と結婚の「地方格差」と母娘の関係、友達関係の「現実」が浮き彫りになってくる。



とても読みやすくて、続きが気になって、3日くらいで一気に読破!


このタイトルの意味を知ったとき、母を刺した真相が分かったとき、そして、どうしてチエミが逃げたのかがはっきりしたとき、すごくすごく切なくなった。。


 
 

私だって結婚とかいろいろ考えるけど、結婚は目的ではなくて通過点でしかない。

幸せのゴールなんかじゃなくて、これからの切符なんだ。

 

 

そう思わせられる作品でした。





今日のBGM。
やっぱり、アルバム欲しい!

清竜人 「あなたにだけは」

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2010.03.01

ゴールデン・スランバー

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ひょんなことから、見に行くことになり。

原作は読んでいて、あまりにも先が気になりすぎて、結末から読んでしまったという。。。
それだけ、面白い!

仙台が舞台ってゆうのも、なんだか身近だしね。

牧子が院にいたとき、よく仙台行ったな〜♪


堺さん、太ったかなぁ、、、そこがちょっと気になった。

あと、原作では、陰謀者が誰なのか何者なのかも全然わからないのね、そこがハラハラドキドキに拍車をかけていたのに、映画では実体があってちょっと残念だったかな。

うまくいきすぎ感もいなめず。

しかし! 感動してちょっと泣きそうになりました。
見た後は爽快。「重力ピエロ」もそうだけど、伊坂さんの作品は最後がさわやかですごく好き。


「人間の最大の武器は、信じること」。

首相暗殺の濡れ衣を着せられながら、そんな状況でも言い放つ青柳がかっこよすぎる!

あと、個人的には濱田岳さんが出演していたのも嬉しかった。



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